西原 俊輔
nishihara shunsuke
西原 俊輔
nishihara shunsuke
私が仕事で一番大事にしていることはです
父親がNIFTY-Serve時代からずっとニフティのユーザーでした。そのせいもあってニフティという会社は家の中でも小さい頃からよく聞いていて馴染みがありました。高校生の時、誕生日に両親から封筒をもらって中を開けたら「あなたの部屋でインターネットができるようにしました」というメッセージとともにニフティのIDとパスワードが書かれた紙が入っていたのをいまでもよく覚えています。生まれて初めて取得したメールアドレスがニフティのメールアドレスでしたし、@homepageで自分のサイトを作ったりしていました。そういった背景からニフティには憧れと身近さの両方があり、インターネットの世界でというよりも、ニフティで仕事をしてみたいという思いがあり入社を決めました。
基幹システムグループのサービスインフラチームというチームに所属しています。その名の通り、ニフティの各サービスの基幹、屋台骨となるシステムを数多く扱っているチームです。顧客管理のシステムや、認証システム、シングルサインオンシステムやクレジットカード情報登録のためのシステム、無料IDの登録システム、法人のお客様向け管理ツールなど様々なシステムを扱っています。私は特に顧客管理のシステム周りの対応をメインとしており、日々いろいろな部署の方々と会話をしながら開発や運用といった業務を進めています。また今あるシステムと付き合っていく一方で、N1!のIDアーキテクトとして、現在のシステムにとらわれない、新しい顧客管理システムのあり方などの検討や検証も行っています。
その他にはオンライン配信をサポートするメンバーの一員として NIFTY Tech Dayなどの社外向けイベント開催にも携わらせていただいています。
新卒入社時から今日に至るまで現在と同じ顧客管理のシステムや認証周りのシステムをメインで担当させてもらっています。これらのシステムの開発運用の仕事を軸にしながら、クレジットカード登録関係のシステム、無料IDの登録システムや法人管理ツールなど年々担当するシステムが増えていっています。入社のころから同じシステムを担当してはいますが、多くの変化を経験してきました。当時は物理サーバで稼働していた顧客管理システムは、現在大きく形を変えてクラウド上で稼働していますし、また現在も別のクラウド上への移行にチャレンジしています。顧客管理システムのクラウドへの移行はいろいろと困難を極めました。移行当日は夜間対応でしたが、いろいろなトラブルが積み重なり、翌日の昼には帰れるはずが結局翌日の夜10時過ぎまで帰れませんでした。成功も失敗も含め、経験したすべてが現在の自分の糧になっていると感じています。これまでのこういった経験とスキルを活かして、より大きな仕事にチャレンジしていきたいという思いからN1!にも立候補をさせていただきました。
ニフティは長い歴史があり、顧客基盤などの各種基幹システムは刷新を重ねながらも、設計思想等は古くからのもので変わらずに稼働していたりします。これはニフティのこれまでの財産であると同時に負の遺産となってしまっている側面もあります。またお客様に安定したサービスを提供するためにはどうしても慎重にならざるをえない部分もあり、私のような屋台骨を扱うシステムのエンジニアは守りに入りがちになってしまいます。N1!のIDアーキテクトとして、こういった状況を打破し、ニフティのビジネスを屋台骨から加速させ、かつエンジニアがどんどんチャレンジできるようなシステムと環境づくりをしていきたいです。
優しい人が多いと思います。私も数多くの失敗を重ねてきましたが、怒られた記憶はほとんどありません。何かあれば手助けしてもらったり、同様の失敗を今後起こさないためにはどうしたらいいかというのを親身に考えてもらってきたと思います。またエンジニアにおいては技術が本当に好きな人が多いと感じます。仕事のために何か学ばなくてはいけない、という姿勢ではなく、純粋に、楽しそうだから、面白そうだから、という思いでいろんなことを学んでいる人が多いように感じます。
趣味として楽器をいくつかやっています。一つはトランペットで、サブカルチャー系のアマチュアオーケストラに所属しています。演奏会に向けて土日に合奏したり、合奏などの練習がない日はトランペットを持ってカラオケボックスに籠もったりします。
もう一つはスティールパンというトリニダード・トバゴの打楽器をやっています。叩いているだけで癒されるような、とても綺麗な音色のする楽器です。月に2回会社近くの音楽教室に習いに行っていて、発表会があるときなどはこちらも土日に練習をしています。
どちらも会社だけでは知り合えないような方々との交流を経ていろいろな刺激をもらっていますし、他業界の方の働き方などを聞くいい機会にもなっています。