社員インタビューInterviews

2019年入社 [新卒]Machine Learning Product Engineer

中村 伊吹N1!

Nakamura Ibuki

エンジニア

私が仕事で一番大事にしていることはです

ニフティに入社を決めた理由を
教えてください。

プライベートと仕事を両立できる環境が整っていたというのが決め手です。在学中から課外活動としてチアリーディングを行っており、入社の年の5月には日本代表として世界大会にも進出しました。自分の中で仕事を始めたからチアリーディングを辞めるという選択肢はなく、自分が大好きな活動を続けながらエンジニアとしての仕事もできたら、その会社のために一生懸命になれるだろうと就活の頃から考えていました。大手企業も複数受けていたのですが、社内や仕事の雰囲気などを様々な人に聞いた結果、1番ワークライフバランスが整っていると思えたニフティに決めました。実際に入社してからも、平日・休日問わず、プライベートでも充実した生活を送ることができています。

在学中の専攻、研究内容について教えてください。

現在でも広く使われる深層学習、いわゆる人工知能を研究しており、その中でも人間の視点から撮影した映像(一人称映像)から行動を予測する研究を大学院まで行っていました。少し詳しい話をすると、深層学習で用いられるモデルは非常に大きいためそれを小さくする方法を研究しており、精度を落とさずに圧縮したり、アーキテクチャ構造を工夫するなどの研究を行っていました。
学会のついでに名古屋や北海道へ旅行したり、研究会で優秀賞を受賞すると先生がGPUを買ってくれたりと、研究時代も楽しい思い出が多いです。
今の実務でも機械学習を活用する場面があり、大学院時代の研究が強く生きている部分が多々あります。

現在の業務内容はどのようなものでしょうか。

ニフティニュースというニュースサービスのエンジニアを主に担当しています。ニフティニュースは長く続いているサービスなので保守点検を行いながら、現在広く使われているようなモダンな技術に置き換える業務を行っています。レガシーな技術から最新の技術まで幅広く知らなければいけないのでその大変さはありますが、サービスを自分たちで開発しているという実感と達成感があります。その他、マイニフティという新規アプリのバックエンド開発にサービス立ち上げから携わったり、N1!というスペシャリスト制度を利用して「日本語の自然言語処理」を基本とした機械学習関連のプロダクト開発などの活動も行い、社内の技術力向上に貢献する活動も行っています。

仕事上での印象深いエピソードはありますか?

マイニフティというスマートフォンアプリケーションの開発を行った仕事が最も印象深いです。
それまでの開発は既存の環境が存在していたり、開発方針が明確になっているものが多かったのですが、この時は自分たちで0から開発を行いました。関係者の数もそれまでの開発とは比較にならないほど多く、関係各所の要望を聞いてそれを実際のプロダクトにしてリリースするまでのすべての作業を経験したと思います。
大変なことは多かったですが、自分たちで方針を決めて、仕様を決めて、テストを書いて、実装をして、時には悩んで、最後にはリリースをして…の経験を通して、エンジニアとして必要な全ての工程を経験したことは大きな自信にもなりました。開発そのものだけではなく、チーム内外とのコミュニケーションや課題解決能力などソフトスキルについても自分のエンジニアとして成長を感じた思い出深い経験です。

1日のスケジュール

  • 9:00出社(Slackやメールの確認)
  • 9:15チーム全体朝会
  • 9:30開発チーム朝会(デイリースクラム)
  • 10:00コーディング
  • 12:00みんなでランチ
  • 13:00コーディング
  • 15:003時のおやつ
  • 17:00開発チーム夕会(リファインメント)
  • 17:45 退社

今後、ニフティでどのような 挑戦をしてみたいですか?

1つは新しい技術でプロダクトをどんどん新しくしていきたいです。ニフティは歴史が長いこともあり、安定しているシステムが多く存在します。しかし、裏を返せばレガシーな古い技術と言い換えることもでき、改修が困難になっているケースもあります。自分が担当しているサービスではリプレースを達成している部分もあり、社内でこの動きは広めていきたいなと思っています。
もう1つは機械学習を実際のプロダクトに活かしたいと思っています。大学で研究していた頃から、機械学習がもつ影響力と可能性を信じています。自分自身はエンジニアリングは課題解決のためにあると考えているのですが、機械学習は多くの課題を解決できる大きな技術だと思っています。現在は自然言語処理に焦点を当てていますが、今後はビジネスにおける仮説検証など人間の直感が大きく働いている部分にも手を入れ、より広範囲に影響力を広めていきたいなと思っています。

ニフティのいいところを教えてください

まずは決め手ともなったワークライフバランスです。平日も週2回定時で退社してチアリーディングの指導に行っているのですが、入社から今まで1度も遅れたことがありません。プライベートを充実して送れるのは魅力だと思います。
その他にも若手でも裁量をもって働けることも大きな魅力だと思います。仕様や方針の策定の時点からサービスがより良くなる考えであればそれが採用されますし、全員がエンジニアとして対等という文化があるように感じてます。Slackなどのコミュニケーションも活発で、同期や縦のつながりも含めて楽しく仕事ができています。また定例勉強会や書籍購入制度、資格支援制度などエンジニアが成長する環境が整っている事はもちろん、社内で大きな活動をしようとする場合にはスペシャリスト制度であるN1!を活用すれば個人に予算がつくところも大きな魅力です。

その他、何かエピソードがあれば教えてください。

大学生の頃からチアリーディングに関わっており、入社の年の5月には男女混合の部門で日本代表として世界大会にも出場しました。入社してから何ヶ月かは全体での研修があり、本当に休めるのかと不安な気持ちになったことを覚えています(笑) 実際には快く送り出してもらい、その後も社内で世界大会の様子をレポートするプレゼンを行う機会をもらったりしたことで、社内でもたくさんの人に声をかけてもらうことができ嬉しかった記憶があります。
自分の仕事はエンジニアなのでもちろん業務に活きることはほとんどないんですが、面白そうな人だなという印象は最初から持ってもらえたようなので、就活生の人たちにも何でもいいから何か尖ったものを持っておくことをオススメしたいです。

また、個人的にはメンバーと仲良く開発がしたいなと思っています。最近チームビルディングについて考えることがあるのですが、結局「仲良くできるか」が全てなのではないかなと思っています。個人の能力や性格にはもちろん差があると思いますが、仲良く一緒に互いに忖度なく物事を進めることができたら、個人では到達できない遠い場所にも行けるのではないかなと思います。Googleの研究などで話題の「心理的安全性」などについても、「仲良く出来るか」「素直であるか」などに言いかえられそうな気がしています。
もちろん向上心ややる気、根気、分析力、コミュニケーション能力など能力が高い人と仕事ができたらそれも楽しいですが、1番は仲良く信頼しあって一緒に開発できる人と働きたいですね。

就職活動中のみなさんへ

月並みな表現かもしれないですが「本当にやりたいこと」を考えてみてほしいなと思います。
自分は就活の時、自分が人生をかけてやりたいことはチアリーディングで、それを大事にしてくれる会社であれば、その会社のためにも一生懸命になれるだろうと思っていました。実際に入社して、天職だと思っているエンジニアをやりながら、夢中になれるチアリーディングをやったり教えたりできる環境に本当に感謝しています。
だからこそ会社に合わせて自分はどうするかではなくて、自分が何をしたいのかを考えて、それを叶えてくれる会社を選んでほしいなと思います。
もしそれがニフティであれば嬉しいです。一緒に働けることを楽しみにしています。

※記載内容は取材時時点の内容となります。

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