南川 大樹
Minamikawa Hiroki
南川 大樹
Minamikawa Hiroki
私が仕事で一番大事にしていることはです
就職活動では、仕様決めから開発までの一連の流れを体験したい、ユーザーとの距離が近いサービスの開発に携わりたいという点から、ウェブ業界の企業を中心に探していました。
その中でニフティに入社を決めた理由は、社員の雰囲気です。
採用面接などを通じて人柄、雰囲気の良さを感じ取りました。中でも、面接の合否通知の電話にて、面接のフィードバックを丁寧に貰えたのが印象的でした。あと、内定承諾時の電話越しの拍手も印象に残っていますね。
日本語や英語といった人が使っている言語(自然言語)をコンピュータの処理、理解させる分野である自然言語処理を専攻していました。具体的な研究内容は、オンライン百科事典から「技術とその技術を用いて実現できるもの」のペア(関係)を抽出し、抽出した関係を用いてグラフを生成するというもので、学部4年生、大学院2年生の時に、情報処理学会全国大会にて発表し、ともに学生奨励賞を受賞しました。
ニフティ社内では、入社1年目エンジニア向けの機械学習講座の講師や機械学習コンペなど、研究で得た知識や技術を使う機会もありました。
また、研究の中で培った論文や英語の公式ドキュメントを読むという癖は、開発において活きている場面もあるのかなと感じています。
私はサービスインフラチームというチームに所属しており、その名の通りニフティが提供している各種サービスに使われている(サービスのインフラとなる)基幹システムの開発や運用を行っています。具体的な担当システムとしては、シングルサインオンや顧客管理システム、物流システムなどがあります。開発では担当システムのエンハンスやレガシーシステムの刷新など、運用ではエラー調査や問い合わせ対応などをしています。
また、チーム外の個人活動として、社内勉強会への参加や身の回りの自動化などを行っています。自動化では、予定や作業したチケットをリストアップした日報の下書きを自動生成するPythonスクリプトを書いてたりしています。
N1!活動としては、全社的に恩恵のある自動化・効率化施策の検討や実装、ノーコードワークフロー自動化サービスZapierの社内向け勉強会の準備、エンジニアブログの記事の執筆やTechTalkの登壇などの外部発信をしています。
新しく光回線を敷設するお客様の住所をGoogleMapで入力するフォームの開発が印象に残っています。これは、光回線を敷設したいお客様の住所が新築のためまだ存在しないケースにおいて、カスタマーサポートとお客様の間で何度も場所特定のためのやりとりが発生していたことから、お客様がGoogleMapから敷設する場所にピンを指して、その場所をカスタマーサポートに共有するためのフォームとなっています。
このフォームは繁忙期に間に合わせるため、1ヶ月という短い期間で1から開発しました。主要な開発メンバーは私含めて2人と少なかったですが、これまでの開発で得た知識や技術、リソースなどを最大限活かして、期日までのリリースを達成しました。また、お客様の目に触れるということで社内の品質保証検査も行うことになり、短い期間で様々な経験を積めたかなと感じています。
光回線受付を担当するカスタマーサポートの方から感謝された時は、作って良かったなと思いました。
継続的にインプットした知識をアウトプット(発信、実践)するエンジニアでありたいと思います。
アウトプットすることでインプットした知識の定着や整理も期待でき、自分に自信がつきます。
N1!に関連する話ですが、最近、サービス間で連携する自動ワークフローをノーコードで作れるZapierというサービスが社内に導入されました。今後はこのようなサービス、ツールに対する講座、勉強会を開き、自動化・効率化の手段を普及させ、自動化の民主化による全社的な生産性向上を目指していきたいと考えています。
若手社員でも、裁量を持ちやすく、活躍しやすい環境だなと感じています。仕様決めの時に意見を言って、場合によってはそれが採用されたり、上長に許可を取る必要がありますが勉強会に参加できたりします。社内で開催されている勉強会の例としては、Rust勉強会やフロントエンド勉強会などがあります。また、自分の同期や後輩にも、勉強会の立ち上げや運営を行っている方もいたりしますね。
その他、ワークライフバランスも良く、その時の忙しさにもよりますが有給休暇を取りやすい環境かなと思います。