社員インタビューInterviews

2003年入社 [新卒]

伊達 乾

Date Ken

エンジニア

私が仕事で一番大事にしていることはです

ニフティに入社を決めた理由を
教えてください。

私が就職活動をしていたのは2002年のことです。当時のインターネット業界はネットワークやISPなどインターネットの利用そのものを生業としている会社がほとんどでした。コンシューマ向けのWEBサービスを広く展開している会社といえばポータルサイトを運営しているISPが主という時代です。
学生時代にホームページ、掲示板、インスタントメッセンジャーといったものでリアルでは知り合えないような人たちと交流をすることで自分の世界が広がるという経験や、インターネット接続開通やホームページ作成のアルバイトをしていた経験から、人々がよりインターネットを活用して自己発信できる世の中にしたいと思い、パソコン通信の時代からネットワークで人々を繋げてきたニフティで自分もサービスを作りたいと考えて入社を決めました。

現在の業務内容はどのようなものでしょうか。

「技術」について責任を持つシニアエンジニアとして、エンジニアの教育育成、技術戦略、環境面での改善活動を主に行っています。所属している部署だけでなく、ニフティ全社を対象にして活動することも多いです。
教育育成では新人向けの技術研修の内容を人事と考えたり、ウェブサービスを開発するために必要なひと通りを先輩社員から学ぶ「エンジニア定例」、学んだことを活かしてチーム開発をする「開発合宿」、AWSの基礎を学ぶ「AWS定例」の運営、国内外の技術イベントへの参加の推進などを行っています。
技術戦略では「新しい技術をどう採用し、広め、よりよいサービス開発ができるようにし、ビジネス貢献するか」をテーマとして、最近では機械学習に関する勉強会を開いたり、AWSにシステムを移行するプロジェクトを推進したりといったことを行いました。
環境面では開発に必要なソフトウェアやサービス、4Kモニタなど、エンジニアが力をより発揮できる環境を作るためにみんなの声をもとに少しずつ整備をしています。

入社してから現在までの担当業務の変遷を教えてください。

入社してすぐにブログサービス「ココログ」の立ち上げのチームにジョインし、5カ月で新しいサービスをリリースするという経験をしました。
その後はココログ自体の機能追加に加えて、ブログをこれから始めたい人向けのパッケージソフト「いきなりブログ」、ブログを本にする「ココログ出版」、無料版の「ココログフリー」など様々な開発プロジェクトにおいて、要件をまとめ、仕様を決め、スケジュール通りに開発を進めるディレクション業務を行いました。開発だけでなく、100台以上のサーバの運用からお客様の問い合わせ対応、エンジニア・ビジネス混合チームを率いて売上向上のために四苦八苦するなど、できることは何でも行った時期で、この頃の経験がエンジニアとしての自分の土台となっています。
2014年にはココログを離れてニフティのWEB事業全般の開発運用の取りまとめを行いました。沢山のサービスを少人数で運用する中で、メンバーがやりがいを持って仕事をするにはどうすればいいのかといったことを考えるようになりました。
2016年には新しい技術の調査とその技術を活用してエンジニア発で新機能をサービスに追加するためのR&Dのチームを新しく作り、機械学習、コンテナ、AWSなど当時の開発現場ではまだ使っていない技術を取り入れる活動をしました。
2017年にはシニアエンジニアとなり、「エンジニアが生き生きと仕事をし、それが会社を成長させる」ことを目標に、日々頭を悩ませています。

今後、ニフティでどのような
挑戦をしてみたいですか?

私が入社した頃に比べて、残念ながらニフティという名前を知っている人は少なくなってしまったと思います。
「これをしたいならニフティのこのサービスを使うよね」といった世に広く使われるサービスを生み出し、他社のサービスではなくニフティのサービスをお客様に選んでもらうための差別化を、技術の面で支えられるエンジニア組織を作っていきたいと思っています。
ひいては「ニフティは面白いことをやっている!」と世のエンジニアから一目置かれる存在にしたいということが私のチャレンジです。

会社のサイズがちょうどいい

ニフティのいいところを教えてください!

会社として大きすぎず小さすぎず丁度良いサイズだと思います。大企業では大きな仕事の一部分しか関われないこともありますが、ニフティでは大きなプロジェクトの中心人物として活躍できるチャンスがあります。
また、それが良い意見であれば新人であるとかエンジニアであるとかに関係なくサービスを良くするために採り入れられる雰囲気があります。WEBのサービスを成長させて長く継続させるには視野が広いエンジニアが必要だと感じていますが、お客様の課題をどうすれば解決できるか、ビジネス部門と同じ目標を持ってサービスを良くすることを考えたり、コストの無駄がないシステム設計を考えたりと、ビジネスについての意識が比較的高いエンジニアが多いなとも思います。

就職活動中のみなさんへ

まずWEBサービスを通じて世の中を良くしていきたいと考えてくれていると嬉しいです。
新しい技術に対しての好奇心が旺盛で、自分から新しいことを学ぼうという気持ちがあるとエンジニアとして伸びると思います。最低限は研修で教えますし業務の中でも学ぶことができますが、ある分野について第一人者と言えるようになるには、
やはり社外も含めて広く学ぶ必要が出てきます。各個人それぞれの興味関心から新しいことを学んで、
他の社員にも広めてもらうことが今のニフティにはないものをもたらしてくれると思いますので、
仕事と直接関係ないようなことでも色々チャレンジしてほしいです。
一方で、どの分野にも言えますがエンジニアについても「ローマは一日にして成らず」ですので、目標は持ちつつも焦らずに日々の業務を積み重ねて成長していく姿勢を持ってほしいと思います。

※記載内容は取材時時点の内容となります。

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